今年は桜の開花が早いようですね。
茶々丸地方は白梅が咲き始めました。
気温差10度以上で一晩眠らず
うっかりしていました。
春の陽気。急に暖かくなって嬉しくて、広大な公園へ連れて行きました。『行きたくない・・』と言っていたのを、連れ出したのです。バ飼い主。
おかしかった様子を書き出します。
メモ
- 気温が上がりだしたときから、グズっていた。なんか食べたい、と。食べたい、のではなく、調子がおかしくて、かまって欲しかったのです。
- 散歩に行った日は、抱っこをせがみました。
- ご飯はもりもり食べました。その後、首が曲げられないことに気づきます!
- 部屋の中をぐるぐるぐるぐる回り続けます。
- 首の後ろ、後頭部が熱く、腫れています。
- 部屋を回り続ける、マッサージする、回り続ける・・・一晩これ。
仔犬時の不調、獣医師が言っていたこと
仔犬時は本当にかわいそうでした。
一晩咳で眠らなかったとき、車を走らせ飛び込んだ病院。
獣医師の経歴と診察の様子から、「この先生なら」という感は、茶々丸が8歳になって、あの先生に出会って良かったと感謝しています。
脳に異常なし、レントゲンも異常なし、「狆」という犬種に起こりうる様々な不調、病気ではないけれど「弱い犬」・その弱さを悪化させると死に至ることもある。この子は岩手の冬を越せないと思う。
元気になって後、ずっと何度も伺っても診察に至らず、激混み病院。予約不可、午前のみ。
ユーチューブを作るにあたって、狆の歴史を知るほど、他の犬種とは全く違うことがわかりました。
江戸時代には狆の専門医がいたそう。現代のよこはまのあの病院みたい(笑)
-
Hello!6月 ☆「頸椎形成不全症候群」を狆ブログで知った
2021年5月末 季節の大きな変わり目 5月を無事過ごしました。これはほんとにありがたい。気持ちの良い季節、ですが温度変化の激しい時期でもありますので注意しました。かなり気を付けて、温度&湿度に注意。 ...
続きを見る
完全な室内飼いで、人の手によってブリードされていった狆。
飼いやすい性格と愛嬌のある容姿の代替えに、身体の弱さが出て来ました。
頸椎形成不全症候群は小型愛玩犬の30%持っているだろう、と言われています。それが強く出るか出ないかは、運です。
小型犬における後頭骨および頸椎形成不全症候群論文リンク
「頸椎形成不全症候群」として論文発表した獣医師たちがいます。
小型犬における後頭骨および頚椎形成不全症候群 | 文献情報 | J-GLOBAL 科学技術総合リンクセンター (jst.go.jp)
北国茶々丸どうする?
よこはまの病院へ何度も連れて行こう、と思いました。が、移動で悪化するのは確実。
鶴松くんママさんに、何度も助けられて、ここまで来ました。本当にありがたいです。
茶々丸に私が出来ること。
ポイント
食事と運動。
首が腫れるのは、ウィルスと戦っている後期。頑張れ!と思ってマッサージと漢方薬。
漢方薬のこと
鶴松くんママさんも使ってらっしゃるし、最近、漢方薬を処方する動物病院が増えて来ている感じがします。
私の独断で、今回は4種使いました。
ヨーグルトに混ぜて与えます。これも、鶴松くんママさんに教わりました。
合う漢方薬だと、30分しないで効果が出ます。出たら、続けます。合わないのは止めます。
いらなくなると、顔をそむけて飲みません。
マッサージのこと
最近やっと、腫れている場所、マッサージする場所、加減がわかりました。茶々丸も、そこそこぉ~イタ気持ちいい~と、教えてくれます。違うと、ちゃう!と言います。一晩ね・・(泣)
初めての時は、私もまったく寝なかったのですが、私が後日ダウンしてしまいました。
それ以降、「悪いけど、ちょっと寝る」と言って眠らせてもらいます。その間、私の布団の周りを歩き続け、なんか地獄ー、と思います。(笑)
少し仮眠して、またマッサージすると、少しずつ腫れが引いてきているのがわかりました。
朝7時には、すっかりよくなって、朝食も元気に完食。声もデカい!
炎症が少ない状態でおさまりました。
すっきりした顔になる
体温調節ができないのですよね、この子。
もともと犬は、舌で体温調節するのですが、茶々丸がハァハァ言うのを見たことがありません。熱が首にこもってしまうのです。
首の腫れがとれると、すっきりした顔になります。熱が下がった子どもみたいに。
どういうときになる?
部屋の温度を調節しても、外気温が急激に変わるとダメです。これは、仔犬のときに説明をうけていて、信じていませんでした。(;^_^A
7度で黄色、10度でアウトです。
茶々丸が歩く部屋は温度差3度まで。5度アウト。目が変わります。
なぜそこまで気をつける?
炎症、が起きています。
炎症が悪化して、いろいろな病気の症状になるからです。
関節炎、もそうです。
膀胱炎、目、腎臓、ガン・・全部小さい炎症からスタートします。
ひと晩眠らないのは、ヒトはしんどいですが、犬は案外大丈夫、とわかりました。茶々丸の性格は「母ちゃん、なんとかしてよー、助けてよー、痛いよー」の要求が、強すぎ。決してあきらめない子。気が強い子です、今までの犬で一番。こういう子だから、乗り切るのだと思います。
炎症を起こさない食事。添加物、酸化したものを避ける。
戦う筋力をつける。
これが彼にやってあげられること。これは、ヒトにも回ってきますから、犬のお陰で元気でいられる、と思っています。茶々丸が食べないものは、私も食べないことにしました。
不調になったのは、送別会の日。何年か前も送別会の日でした。
厳寒の2月は気を付けましたが、3月って、つい・
ゆとりがないと、こういうことになりますね。
心を配って行こうと思います。
お読みくださり、ありがとうございます。