新着記事

狆と歴史

2025/1/19

蠣崎波響「狆鉄線花図」狆とクレマチス

  この狆の絵について お話します。 蠣崎波響 作者は 蠣崎波響(かきざき はきょう)1764年ー1826年江戸時代、北海道松前藩の家老、画家、漢詩人。「家老」とは、武家の家臣の中で、最高の地位にあった役職です。 「松前藩」は、米が獲れなかったため、アイヌ交易、ニシン・サケ漁の漁業権が藩の財政基盤となっていました。波響が8歳のときに描いた、駆け巡る馬の絵は、人々を驚かせます。9歳で江戸に行き、絵の勉強を始めます。20歳になり、北海道へ戻ります。27歳になって、後に波響の代表作となる「夷酋列蔵(いしゅうれつ ...

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病気・怪我 犬手作り食

2025/1/13

2024年★犬の体調と食べ物振り返り★狆のオス10歳★漢方薬のこと

病院での治療・投薬、自宅での投薬 病院での治療と投薬はなし。犬の不調後、飼い主がダウンし、飼い主が復活してから病院へ行くので、治療はなし。 「治ったならいいんです、すぐ連れて来てくれないと」先生、ごめんなさい。いや、一晩で治りまして・・・ 自宅での漢方薬 自宅での投薬は、漢方薬3種。元気を出す薬と、関節痛の薬、ステロイドのような効き目のもの。 今は、さつま芋にまぶしてあげています。     予防として飲む漢方薬 1月から4月、首の硬直がありました。直すときは、3時間ごと、投与。治ると、顔を背けました。当初 ...

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病気・怪我 犬手作り食

2025/1/6

2024年12月犬の体調振り返り★💩粘度強★躾し直し【聞き分けの良い犬にする方法】

躾し直し 10歳の冬!   体調 狆のオス 10歳8か月 首の硬直と神経痛 なし。 咳 2回。お尻を洗ったとき、洗面所が寒かった。積雪の前。 逆くしゃみ なし。   胃、お腹の不調 なし。   脱臼、関節炎 一度、寝起きの後ろ足がおかしかった。暖房を強くして、すぐ治った。原因は、冷え。前日にお買い物をつき合わせた。     食べたもの、食材 グルテンフリー、乳製品フリー継続。 鶏がら、酢、酒、ショウガ、塩、卵、片栗粉、米粉、味噌、醤油、鶏ムネ、人参、ゴボウ、大根、大根葉、干し椎茸、サツマイモ、カボチャ、小 ...

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編み物

2025/1/4

2024年クリスマス★犬のセーター

  愛犬へのクリスマスプレゼントは 手編みセーター   毛糸はマルティナさん マルティナさんのオパール毛糸。 「気仙沼の祭り」と「こしあん」。美味しそうな色でしょ♪     ネックから編むセーター ネックから編むセーターは、とじはぎがありません。 とじはぎセーターを愛犬サイズに起こしたレシピを、ネックからすすめて行く、というやり方です。とても頭の体操になります。(苦笑)     犬にセーターはよくない?   犬にセーターはよくない、という方の理由を伺ったのですが「毛玉ができる」と。 とじはぎがなければ防げ ...

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犬手作り食 季節行事 犬おやつ

2025/1/4

グルテンフリー継続★犬と飼い主★クリスマス★きな粉のケーキ

あけまして おめでとうございます。 今年もよろしくお願いします。 クリスマスの犬おやつについて クリスマスやお誕生日に、愛犬に何を作ってあげようか 犬は何でもいいわけで(笑) 飼い主の自己満足の世界です。   楽しいクリスマスやお正月、気を付けるのは 注意ポイント 病院に駆け込むようなことにならぬよう 食材と量に注意すること! そして、飼い主も一緒に食べられるものであること。 ヒトが食べられないものを犬に食べさせて良いのだろうか・・これは、先代犬たちが亡くなってから悶々と考え続けたテーマです。獣医師の言う ...

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病気・怪我 犬手作り食

急な暑さも困るのよ、狆犬|こんな症状が出たら要注意!近年の小型犬種も

藩境に咲き始めた 桜

茶々子 籠に乗って登場

温度差に弱い狆

仔犬のとき度重なる不調で、病院で宣告された狆の特性。

「どんなに部屋の温度を調節しても、外気温の変化で体調を崩す弱い犬なんです。

そもそも狆というのは・・」

長い説明も上の空。

お母さんが絶対守ってやるから! 大丈夫だから!

何度も何度も乗り越えて来ました。

寒いとき 暑いとき。

2024年の春は・・

お正月は雪がなく暖冬。

と思ったら、3月に大雪と低温。

低気圧で不調になる狆犬の対処法

狆族に多い「頸椎形成不全症候群」 3月に2回、首が硬直しかけました。いずれも大雪が降った低気圧直前です。私がどっしり構えていると、治りが早いような気がします。仔犬時代に獣医師から狆族特有の気候変化の弱 ...

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4月は突然の高温。

25度を超える日も。一日の温度差が20度なんて日もありました。

今度は暑さで体調崩す

ヒトも動物も、この天候についていけない場合が多くみられました。

熱中症になった同郷の狆ちゃんもいました。

 

今回はやっぱり夜からおかしくなりました。

ふぎゃふぎゃ文句を言うのですが、どこがどう痛いのかわかりません。

保冷剤を首に当てても「違うっ!」と怒ります。

どうやら今までも抱きキャンして痛めた、右肩のようです。

痛くて伏せができず、眠いのに身体を横たえることができない、と訴えました。

 

今回も、病院からもらってあるステロイドに手が伸びましたが、思いとどまり、独自判断の漢方薬投与を続け、朝方よくなりました。

 

どのような症状が出るか

今思えば、仔犬のときのあの症状もだったのだ、ということを挙げます。

それらを病院で伝えて、「狆特有の・・」と説明がありました。

当時はまだ理解できず、何度も不調を繰り返し、ネットで同じ症状が出る狆族を知り、納得できるようになりました。

注意ポイント

  • グルグル グルグル 歩き回る。
  • 暑くもないのに ハッハッ と舌を出す。(パンティング)
  • 抱っこすると 急に 悲鳴をあげる。(抱きキャン)
  • いつもと違う時間にうんちする。うんちが緩い。
  • おしっこが少ない。
  • 逆くしゃみ
  • 咳が止まらない。
  • 寝ない。
  • ご飯を食べない。
  • 目を開けてイビキをかく。
  • 目が閉じられない。
  • 首をおろせない。
  • 伏せができない。
  • 重症は全身硬直。目を開け、四肢でしっかり立ち、そのまま。

何度も検査した

上記症状が出ているのに「病気ではない」とはなんぞや!

脳がおかしいと思い、いくつかの病院で検査をしました。

結果は異状なし。

一晩 咳が止まらず寝なかったときに、高速道路を飛ばして駆け込んだ先生に、「狆の特性」の説明を受けました。

なぜ狆族特有の症状なのか、については今、勉強中です。

近年、狆だけではなく、小型犬に同様の症状が聞かれます。

20年も前の昔ですが、うちのヨーキーもでした。

 

 

ヨーキーの経験を経て

美しい子でした。親族は英国チャンピオン、ジャパンチャンピオン、全犬種チャンピオンのタイトルも!犬種図鑑に載っている子もいました。

2歳、秋の急な寒さのとき、突然、目も見えず耳も聞こえなくなりました。急に真っ暗な世界になり、ガタガタと震えました。私とお兄ちゃん犬がくっつくことで、安心しました。

次から次、と手術をしました。目を閉じることができず縫い合わせ、2時間ごと24時間の投薬。毎日の通院。東大へ連れて行き、脳を開け、と言われました。

 

ここでやっと目が覚め、いらぬ手術を断りました。

永眠、3歳。

 

20年前のことですが、獣医師たちやブリーダーは気づいていた。なのに飼い主には教えなかった。

私が愚かだったので、信頼しきっていたのです。いえ、自分で考えないで「先生にお任せ」した方がラクだったから。

茶々丸のごはん、お手入れ、躾、健康管理

二度と犬を飼うことはない、と誓った私。愛犬たちの思い出の品を全部処分したすぐあと・・茶々丸に出会ってしまいました。(笑)

彼のごはん、手入れ、躾、健康管理・・犬にそこまで、と笑われるのは、こうした理由です。

 

もう、悲しい犬と飼い主を見るのは嫌!

 

ヨーキーが亡くなって、20年以上経ちました。

茶々丸は10歳、私はシニア。

私たちの経験が、どこかで誰かのお役に立てるのなら、と思っています。

 

飼い主が勉強すれば、犬は幸せです。

何より、飼い主の世界が広がります。苦楽を共にして、犬を飼うのは、楽しい!

 

 

お読みくださり、ありがとうございます。

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