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2026/8/25

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2026/8/13

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2026/7/30

犬がごはんを食べない、茶々丸の場合。その①低気圧【動画あり】

長雨が続いたある日、茶々丸は朝ごはんをまったく食べませんでした。 台風や吹雪など低気圧のとき、愛犬がごはんを食べない、という経験はありませんか?        室内管理だけでは防ぎきれない要因 温湿度管理がとても重要、というお話を前にしました。   これだけ気を配っていても、どうにもならないことがあります。 それは、仔犬のときに獣医師から忠告されていました。 気圧の変化 雨天が続くときは低気圧が影響していることが多く、気圧の低下は自律神経(特に副交感神経)に働きかけ、だるさや食欲低下を引き起こすことが知ら ...

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茶々丸がご飯を食べない④鶏肉のロット|抗生物質不使用でも突然食べなくなった理由【動画あり】

お家のブルーベリーは食べます(笑)買ったの食べません

 

 

 

 

はじめに

これまで「茶々丸がご飯を食べない」シリーズとして、低気圧、角膜の傷、目薬の副作用について書いてきました。

今回はその④として、鶏肉の切り替えを繰り返すことになった経緯についての記録です。

先にお断りしておきたいのですが、これから書く内容はあくまで我が家での「推測」です。

茶々丸が実際に殺菌剤に反応していたのかどうか、科学的に証明されたわけではありません。

茶々丸は極端な薬アレルギー体質で、無農薬栽培をされている方々からは「農薬探知犬」とあだ名をつけられたことがあるほど、匂いや薬剤への反応が特殊な子です。

今回の話も、そんな茶々丸だからこそ起きた、かなり特殊なケースとして読んでいただけたらと思います。

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長年の主食が、鶏舎の火災で買えなくなった

茶々丸は長年、通販で購入していた知床若鶏を主食にしていました。ところが今年、鶏舎の火災があり、この鶏肉が入荷できなくなってしまいました。

やむを得ず、近所のお肉屋さんの鶏肉に切り替えたところ、茶々丸はすぐに食べなくなりました。

ネットで探して見つけた「抗生物質不使用」の鶏肉

改めてネットで調べ、抗生物質不使用の鶏肉を見つけました。最初は近所の店舗で取り扱いがあり、茶々丸も喜んで食べてくれていました。

ところが、しばらくすると店頭から姿を消してしまい、やむなくオンラインでの購入に切り替えました。ここまでで、実は主食の鶏肉を3回切り替えていたことになります。

そして今回、オンラインのロットで食べなくなった

オンラインで購入した鶏肉のあるロットから、茶々丸が急に食べなくなりました。「形状が気に入らないのかな」と思い、ひき肉にしてみましたが、それでも食べませんでした。ひき肉は生肉とは食感も匂いの立ち方もかなり違います。それでも拒否したということは、単なる好き嫌いではなく、匂いか味そのものに何か違いを感じ取っていたのではないかと考えるようになりました。

ゆで汁と皮は分けて

別皿の卵しか食べなくなった

「抗生物質不使用」とはどういうことか

改めて調べてみると、「抗生物質不使用」の鶏肉は、薬の代わりに別の薬剤を使っているわけではなく、

そもそも治療目的の抗生物質・合成抗菌剤を使わずに済むよう、ワクチンや飼育環境・衛生管理によって病気を予防する

という考え方に基づいています。

ウインドレス鶏舎(外気の影響を受けにくい環境)での飼育や、清潔な給水方式、腸内環境を整える飼料設計など、

「薬に頼らず健康に育てる」ための工夫が中心になっているようです。

きっかけは、86歳のお料理の先生の一言だった

原因を探ろうとネットであれこれ調べる前に、

まず口をついて出たのは、お世話になっているお料理の先生(86歳)の一言でした。

鶏肉を袋詰めにするときに、夏は薬が増えるのよ、それかもしれないわね。冷やすためにプールに入れるんだけど、そのときに

長年台所に立ってこられた方ならではの、実感のこもった言葉でした。

 

ちなみに、茶々丸がドッグフードを食べずにどんどん弱ったとき、先生に教わった精進出汁を涙目で飲み干しました。

それが手作りごはんのきっかけでした。

茶々丸の命の恩人

先生の言う「プール」の正体は「チラー」だった

慌ててネットで調べてみると、先生のおっしゃる「プール」は、専門的には「チラー(浸漬冷却槽)」と呼ばれる工程だと分かりました。

解体後の鶏肉(と体)を大きな水槽にくぐらせて、冷やしながら同時に殺菌もする仕組みです。

ある食鶏処理業者の実例では、2段階に分かれていました。

  • 予備チラー:水温15〜25度、残留塩素濃度150〜200ppmで予備的に殺菌・洗浄
  • 本チラー:水温1.6〜2.5度、残留塩素濃度100〜150ppmで、約30分間かけて殺菌・洗浄・冷却を同時に行う

厚生労働省の生食用食鳥肉の衛生対策資料でも、冷却水がおおむね20ppm程度になるように次亜塩素酸ナトリウムなどを加えて消毒し、概ね50羽ごとに水を交換する、といった基準が示されています。数百羽単位のと体が同じ水を共有して通過していく工程のため、その日の水質・塩素濃度の管理には、現場ごとの幅があってもおかしくありません。

ネットで確認する前に、専門用語を使わずとも、先生は工程の本質を正確に見抜いていらっしゃったことになります(笑)

気温が高く菌の増殖リスクが上がる夏場には、この「プール」の塩素濃度が高めに保たれることも、現場の実務としては自然な対応です。

茶々丸が拒否したタイミングが夏だったことを考えると、この「季節による殺菌の強弱」が、匂いや味のわずかな違いとして影響していた可能性はあるかもしれません。

そもそも、これは法律で決められていることなの?

ここまで「殺菌剤」「塩素」と書いてきましたが、実は日本の法律は「次亜塩素酸ナトリウムを使いなさい」と薬剤名を指定しているわけではありません。

食鳥処理の事業の規制及び食鳥検査に関する法律では、食鳥処理業者は、厚生労働省令で定める基準に従って食鳥処理場を衛生的に管理し、公衆衛生上必要な措置を講じなければならない、という規定になっています。つまり法律が求めているのは「衛生的に管理し、危害を防止すること」という結果であって、具体的な薬剤や濃度は指定していません。

先ほど紹介した「予備チラー150〜200ppm」といった具体的な数値は、法律の条文そのものというより、各都道府県が示す衛生対策の指針や、食鳥処理業者が独自に設定する管理基準に近いものです。

では、なぜどこの処理場でも似たような塩素処理が行われているのかというと、2021年6月から、食品衛生法の改正によって、食鳥処理業者を含むすべての食品等事業者にHACCP(危害分析重要管理点)に沿った衛生管理が義務化されたことが関係しています。カンピロバクターやサルモネラ菌のリスクを防ぐための「重要管理点」として、チラーでの塩素処理が業界でほぼ標準的な手法になっている、というのが実態のようです。

つまり、「法律で薬剤の使用が直接義務付けられている」というより、「法律が求める衛生管理レベルを満たすための、業界標準的な手段として広く採用されている」という表現の方が正確だと分かりました。

今食べている鶏肉は、殺菌処理を抑えられているのか?

ここまで調べてみて、次に気になったのは「では、今食べている鶏肉は、この殺菌処理を最低限に抑えているのか。それとも、まったく使わないということはあるのか」という点でした。

結論からいうと、「まったく使わない」ことは、日本国内で流通する一般的な鶏肉では基本的に考えにくいというのが実情のようです。

「ゼロ」は現実的に難しい理由

先ほど触れた通り、法律は薬剤名を直接指定していませんが、2021年のHACCP義務化によって、すべての食鳥処理業者は「カンピロバクターやサルモネラ菌などの危害を防ぐ管理体制」を持つことが求められています。塩素系(または過酢酸などの代替殺菌剤)を使った洗浄・冷却は、この危害防止のためのほぼ唯一の実用的な手段として業界に定着しているため、殺菌工程そのものを完全に省く処理場は、少なくとも一般流通品ではほぼ存在しないと考えられます。

ただし「量」や「方式」には幅がある

一方で、濃度や処理方式には、処理場ごとにかなりの幅があることも分かりました。

  • 先ほどのチラーの例では予備チラー150〜200ppm、本チラー100〜150ppmという数値でしたが、これは一つの処理場の例です。別の資料では、脱羽後洗浄で総塩素量25〜35ppmの塩素水洗浄が推奨されるなど、工程や施設によって使用される濃度は大きく異なります
  • 殺菌剤の種類も、次亜塩素酸ナトリウムだけでなく、有機酸(クエン酸、乳酸、過酢酸など)や微酸性電解水など、いくつかの選択肢の中から処理場が選んで使用しています

つまり「まったく使わない」のではなく、「どの薬剤を、どのくらいの濃度で、どんな方式で使うか」が処理場ごとに違う、というのが実態に近いようです。飼育方法や情報公開に力を入れている生産者・処理場ほど、殺菌剤の種類や濃度についても必要最小限に抑える工夫をしている可能性は十分考えられます。

正確に知りたい場合は問い合わせを

これは処理場ごとの企業秘密的な部分もあり、公開情報だけでは今食べている鶏肉の具体的な処理内容までは特定できません。本当に知りたい場合は、生産者やメーカーに「HACCPの管理点として、どのような殺菌方法・濃度を採用していますか」と直接問い合わせるのが一番確実だと分かりました。

塩素処理は国によって考え方が違う

余談ですが、鶏肉の塩素洗浄について調べていく中で、国による考え方の違いも見えてきました。

  • 日本・米国:次亜塩素酸ナトリウムなどによる殺菌を安全対策として認めている
  • EU:塩素洗浄を禁止。ただしこれは塩素そのものの危険性というより、「密飼いなど不衛生な飼育環境を洗浄でごまかすべきではない」という飼育環境・生産倫理への考え方の違いによるもの。EUの専門機関(EFSA)自体も、残留塩素の安全性には問題ないと結論づけています

同じ「安全のため」でも、国によって何を重視するかの違いが表れていて、興味深いポイントでした。ちなみに、塩素処理をしていない欧州産の鶏肉の方が衛生的に優れているというわけでもなく、米国内で市販される鶏むね肉の97%からカンピロバクターやサルモネラ菌などが検出されたという調査結果もあり、「どちらが優れているか」は単純には言えない部分もあるようです。

鶏肉を切り替えたら、喜んで食べるように

最終的に、無農薬で育てた穀物を飼料として与えている鶏肉に切り替えたところ、茶々丸は喜んで食べるようになりました。

振り返ると、鶏舎の火災をきっかけに、わずか数ヶ月の間に主食の鶏肉を何度も切り替えることになりました。同じ「抗生物質不使用」という表示でも、飼料や加工工程の細かな違いが、敏感な子にとっては大きな差になり得るのだと実感しました。

まとめ:食べなくなったときにチェックしたいポイント

同じような表示のフードでも、突然食べなくなることがあります。そんなときは、次の点を確認してみてください。

  • パッケージの製造ロット・製造日は以前と同じか
  • 形状(角切り・ひき肉など)を変えても拒否するか(好みではなく匂い・味の変化を疑う)
  • 季節(特に夏場)による加工工程の違いがないか、メーカーに確認する
  • 飼料の内容(無農薬かどうかなど)について、メーカーの情報公開度を比較する

犬の嗅覚は人間よりはるかに鋭敏です。「わがままになった」と決めつけず、フード側に何か変化がなかったかを疑ってみることも、時には大切だと今回の経験で感じました。

 最後にもう一度お伝えしますが、この記事の内容はあくまで我が家での推測です。

 茶々丸が実際に殺菌剤(チラーの塩素など)に反応していたのかどうかは、証明されたものではありません。茶々丸は極端な薬アレルギー体質で、無農薬栽培の方々から「農薬探知犬」とあだ名をつけられるほど、匂いや薬剤に特殊な反応を示す子です。

すべての犬に当てはまる話ではなく、あくまで一頭の特殊なケースとして受け止めていただけたら幸いです。

ピッカピカに完食(祝)


本記事は筆者の実体験に基づく記録であり、特定の商品や企業を批判する意図はありません。記載内容は公開情報および取材時点の情報に基づいており、実際の飼育・加工方法はロットや時期により変わる可能性があります。正確な情報は各メーカーに直接お問い合わせください。

 

 

 

 

お読みくださり、ありがとうございます。

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