犬に甘酒を与えている、と言うと驚かれることがあります。
でも茶々丸は2〜3年前から毎日甘酒を食べています。お腹の調子が安定して、目の白濁の進みが穏やかになった気がして、今では欠かせない毎日の一品になりました。
市販の甘酒ではありません。乾燥麹だけで作る自家製甘酒です。
この記事では、犬に甘酒を与える効果・自家製にこだわる理由・作り方・与え方を、茶々丸との実体験をもとにまとめてご紹介します。
犬に甘酒を与えてよい?
結論から言うと、麹甘酒であれば犬に与えることができます。
ただし注意点があります。甘酒には2種類あり、犬に与えてよいのは麹甘酒のみです。
麹甘酒と酒粕甘酒の違い
| 麹甘酒 | 酒粕甘酒 | |
|---|---|---|
| 原料 | 米麹(または乾燥麹)+水 | 酒粕+砂糖+水 |
| アルコール | 含まない | 微量含む |
| 砂糖 | 不使用 | 使用 |
| 犬への使用 | ✅ OK | ❌ NG |
酒粕甘酒にはアルコールが含まれるため、犬には絶対に与えてはいけません。また市販の麹甘酒でも、砂糖や添加物が入っているものがあるため注意が必要です。
自家製であれば乾燥麹と水だけで作れるため、アレルギー犬にも安心です。
犬に甘酒を与える効果
エルゴチオネインの驚異的な抗酸化力
麹甘酒に含まれる**「エルゴチオネイン」**という成分は、抗酸化力の高いことで知られるビタミンEの、約7000倍もの抗酸化力があるといわれています。
エルゴチオネインはアミノ酸の一種で、麹菌やきのこなど一部の微生物にしか作ることができない成分です。
抗酸化とは、体の細胞を傷つける「酸化(老化)」を防ぐ働きです。シニア犬にとって、抗酸化ケアはとても大切なことです。
腸内環境の改善
麹甘酒にはオリゴ糖・食物繊維・酵素が含まれており、腸内の善玉菌を増やす働きがあります。
茶々丸は便が固くなりやすい傾向がありましたが、甘酒を毎日与えるようになってからお腹の調子が安定するようになりました。
目の白濁の変化
シニア犬になると目が白くなってきます。茶々丸も同じでした。
甘酒を続けるようになってから、目の白濁の進みが穏やかになったように感じています。甘酒の抗酸化効果がこの子には合っているようです。因果関係を証明することはできませんが、与える期間・与えない期間で何度か比較した結果、与えている期間の方が明らかに調子が良いと感じています。
シニア犬に向いている理由
甘酒は「飲む点滴」とも呼ばれ、ブドウ糖・必須アミノ酸・ビタミンB群が豊富に含まれています。消化への負担が少なく、食欲が落ちてきたシニア犬にも取り入れやすい食材です。
自家製甘酒にこだわる理由
市販品との違い
市販の麹甘酒の中には、砂糖・保存料・香料などが入っているものがあります。茶々丸は薬剤アレルギーがあり、添加物にも敏感に反応することがあります。
自家製であれば乾燥麹と水だけ。何が入っているか完全に把握できるため、アレルギー犬にも安心して与えられます。
味も市販品より断然おいしい
自家製甘酒は、市販品と比べて自然な甘みが強く、味が全然違います。茶々丸も毎日喜んで食べています😊
ヨーグルトメーカー×野田琺瑯の組み合わせ
なるべくプラスチック容器を避けたいため、山善のヨーグルトメーカーに野田琺瑯がジャストフィットすることを発見しました。琺瑯は匂い移りがなく、清潔に保ちやすいのでおすすめです。
乾燥麹だけの甘酒の作り方
材料
- 乾燥麹 300g
- 水 350cc
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作り方
① 材料をヨーグルトメーカーに入れる 乾燥麹300gと水350ccをよく混ぜてヨーグルトメーカーにセットします。
② 58℃・8時間に設定する 温度58℃、時間8時間に設定してスタートします。
③ 時々かき混ぜる 途中で数回かき混ぜると、麹が均一に発酵してなめらかに仕上がります。
④ 完成・保存する 甘い香りがしてとろりとしたら完成です。
保存方法・日持ち
- 冷蔵:1週間を目安に
- 冷凍:1ヶ月程度
冷凍する場合はにジップロックに入れて凍らせます。甘いので、すっかり固くなることはありません。食べる分ずつ割って取り出します。
犬への与え方・量の目安
| 体重 | 1回の目安量 | 頻度 |
|---|---|---|
| 〜5kg(茶々丸サイズ) | 小さじ1/2程度 | 毎日 |
| 5〜10kg | 小さじ1程度 | 毎日 |
| 10kg以上 | 小さじ1〜2程度 | 毎日 |
茶々丸には毎日小さじ半分程度をおやつとして与えています。
与えるときのポイント
- ごはんとは別におやつとして与える
- 冷たいまま与えず人肌程度に温めてから与える
- 初めて与えるときは少量から始めて様子を見る
- 1日のおやつの量は総カロリーの10%以内が目安
茶々丸の体調への効果(実体験)
茶々丸に甘酒を与え始めたのは2〜3年前のことです。最初は少量から始めて、体調の変化を観察しました。
与える期間・与えない期間で比較した実験
甘酒を与える期間と与えない期間を何度か作って比較しました。
与えている期間の方が明らかにお腹の調子が安定していました。気のせいかもしれませんが、目の白濁の進みも穏やかに感じます。この実験を繰り返した結果、今では毎日欠かさず与えるようにしています。
甘酒の抗酸化効果がこの子の体質に合っているのだと思っています。
甘酒を与えるときの注意点
酒粕甘酒は絶対にNG
アルコールが含まれる酒粕甘酒は犬に与えてはいけません。必ず麹だけで作った甘酒を使ってください。
与えすぎに注意
甘酒には糖質が含まれています。与えすぎると肥満や血糖値の上昇につながる可能性があります。あくまで少量をおやつ感覚で与えることが大切です。
アレルギーがある犬への注意
初めて与えるときは少量から始めて、嘔吐・下痢・かゆみなどの症状が出ないか確認してください。大豆アレルギーがある場合は注意が必要です。
まとめ
乾燥麹だけで作る自家製甘酒は、添加物なし・アルコールなし・砂糖なし。アレルギー犬にも安心して与えられる手作りおやつです。
エルゴチオネインの強力な抗酸化効果・腸内環境の改善・シニア犬のケアと、毎日続けるメリットがたくさんあります。
茶々丸は2〜3年間毎日食べ続けています。お腹の調子が安定して、目の白濁の進みも穏やか。12歳になった今も元気に過ごせているのは、毎日の食事の積み重ねのおかげだと思っています。
また、無農薬栽培米を炊いたご飯を入れたり、雑穀を入れたり・・色々アレンジして味変を楽しんでみてくださいね!
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