新着記事

狆と歴史 犬との暮らし

2023/5/30

【動画】「ちん」という呼び名|日本犬初公認犬種|日本犬種類数と天然記念物犬

@melomelomelonchanメロンちゃんママさんから教わったガーゼお気に入り 狆「ちん」という呼び名 ↓「狆」という漢字については この記事で  ↓  「ちん」という呼び方については諸説あります。   皇帝の犬、ということで、皇帝が自身を指す「朕」(ちん)からきているのではないか、 この説が面白いと思って、取り上げます。       日本犬で初めて世界公認犬種となったのは 黒船ペリーが、狆を欧米に連れ帰ってから、欧米では狆ブームが巻き起こります。 ...

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病気・怪我 犬手作り食 季節行事 犬との暮らし 犬おやつ

2023/5/8

2023年4月犬の体調振り返り★9歳誕生日|手作り犬おやつ★ブルーベリー・レアチーズ・ケーキ

こんにちわんこ🐶 茶々丸です。9歳になりました。ブルーベリー🫐レアチーズ🧀ケーキ🎂を作ってもらいました。おいしかったです✨さっきも食べました✌️毎日お誕生日だったらいいのに、と思いました。これからもよろしくね〜🐼 昭和天皇さまと同じ誕生日の茶々さま、『ホールケーキを食べたい💓』というので、冷凍していたお庭のブルーベリー🫐でチーズケーキを作りました。台は大 ...

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狆と歴史 犬おやつ

2023/5/5

犬張子・犬筥・疫病退散させた狆ズ「耳嚢」★イースターの手作り犬おやつ:プリン【動画】

茶々丸です。待ちくたびれました。イヌ🐶のプリン🍮は冷やさなくても良いと思います。写真📷もどーでもいい・・ 犬筥(いぬばこ) 三井記念美術館のお雛様展が3年ぶりに開催され、行って参りました。 今年は狆の人形はいらっしゃらず、小さな犬筥(いぬばこ)にお会いしました。   三井記念美術館図録より、大木平蔵氏作品 犬筥は雄雌を一対とし、子どもの枕元に飾られました。 幼児の無病息災を祈る、という意味を持ち、内部に守り札などを納めます。 また、犬が多子、安産であることか ...

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病気・怪我 犬手作り食

2023/5/8

2023年3月犬の体調振り返り★桜の古木注意

桜🌸満開です。コロナで頑張ったから 早く春が来てくれたね。茶々丸は桜の幹が苦手。これだけの古木にはお薬たっぷり使っているから。もうすぐ9歳、学習しました。桜街道はカートで楽しみました🌸 体調 狆の牡、8歳11か月 硬直、神経痛 急激な温度差のとき。1回。 咳 1回。20度超したとき。 逆くしゃみ 1回。雨が降る前。   お腹、胃の不調 なし。 関節炎 前に痛めた膝の関節炎はなし。   食べたもの 鶏がら、酢、酒、ショウガ、塩、卵、片栗粉、味噌、醤油、鶏ムネ、人参、ゴボウ、大 ...

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病気・怪我 頸椎形成不全症候群

2023/3/29

一晩眠らず|狆族に多い頸椎形成不全症候群

今年は桜の開花が早いようですね。 茶々丸地方は白梅が咲き始めました。   気温差10度以上で一晩眠らず うっかりしていました。 春の陽気。急に暖かくなって嬉しくて、広大な公園へ連れて行きました。『行きたくない・・』と言っていたのを、連れ出したのです。バ飼い主。 おかしかった様子を書き出します。 メモ 気温が上がりだしたときから、グズっていた。なんか食べたい、と。食べたい、のではなく、調子がおかしくて、かまって欲しかったのです。 散歩に行った日は、抱っこをせがみました。 ご飯はもりもり食べました。その後、首 ...

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狆と歴史 犬おやつ

犬張子・犬筥・疫病退散させた狆ズ「耳嚢」★イースターの手作り犬おやつ:プリン【動画】

茶々丸です。
待ちくたびれました。
イヌ🐶のプリン🍮は冷やさなくても良いと思います。写真📷もどーでもいい・・

犬筥(いぬばこ)

三井記念美術館のお雛様展が3年ぶりに開催され、行って参りました。

今年は狆の人形はいらっしゃらず、小さな犬筥(いぬばこ)にお会いしました。

 

三井記念美術館図録より、大木平蔵氏作品

犬筥は雄雌を一対とし、子どもの枕元に飾られました。

幼児の無病息災を祈る、という意味を持ち、内部に守り札などを納めます。

また、犬が多子、安産であることから、婚礼の際に持参され、ひな壇にも飾られました。

犬張子の源流とされています。

犬張子(いぬはりこ)

犬張子は、犬の形をした紙製の置物です。

邪霊や魔を払うとして、寝所に置きました。

犬と赤い色は、魔を払うと信じられていました。

犬筥は最初、人のお顔でした。

張子になってくると、犬、というより猫のお顔になって来ます。

狆飼い主さんたちに、張子コレクターが多いのは、狆にお顔が似ているからでしょうか (^▽^)

疫病退散させた狆ズのお話

江戸時代「耳嚢」みみぶくろ

 

旗本・南町奉行の根岸鎮衛(ねぎしやすもり)さんは、江戸時代中期から後期の30年にわたって、街で聞いた色々な話を書き溜めました。

「耳嚢」みみぶくろという雑話集です。

全10巻中、第4巻に狆のお話が載っています。

 

疱瘡神(ほうそうしん)

天然痘、疱瘡とも言います。

江戸時代、死因の上位を占め、怖れられていた疫病です。

疱瘡は、疱瘡神、という疫病神がもたらす、と信じられていました。藁や葉っぱの上に乗っていて、小さな老人の姿をしています。

 

栗原さんちの狆ズ

江戸に住む栗原幸十郎さんという浪人は、狆が好きで6匹飼っていました。

奥さんが50歳になって初めて、疱瘡にかかります。

栗原さん宅では、外出もせず、感染症対策にかなり気を付けていたらしいのですが、ご主人が留守のとき、近所の子どもが遊びに来ます。

実はその子は、疱瘡が治ったばかり。知らずに抱き上げたたりして遊んであげたそうです。

その夜、なんだか寒気がしてきて、早めに床につきました。

すると・・・小さなお婆さんが枕元に座り 

「我は疱瘡神なり。灯明をつけ、すぐにお神酒とご馳走を備えよ。」と。なんて自己中なババァ(怒)

召使さんたちが急いで準備を始めると、6狆ズがギャンギャン吠えたてます。

 

疱瘡神は、犬と赤いものが大嫌い!

 

すると疱瘡神は煙のように消え、いなくなってしまいました。

 

栗原さんちの奥様は、軽症で済みましたとさ。

 

飼い主が犬を守る。

犬が飼い主を守る。

大事に育てる、とはそういうことなのでしょうね。

 

 

 

日本史【参考、引用】

谷口研吾先生「犬の日本史」

日本橋 三井記念美術館

【動画】イースターの犬おやつプリン、桜吹雪

お読みくださり、ありがとうございます。

 

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