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犬のアレルギー 犬手作り食 犬との暮らし

2025/12/17

マイクロプラスチック対策|犬の食器洗いに

犬の食器洗いにこれ。 3月から使っています。 犬用には、赤い糸でステッチを入れました。       マイクロプラスチックは研究途中 まだ研究途中のもの、はっきりしていないものを 犬の身体にため込みたくありません。   今わかっているのは 自己免疫疾患の関係性がある、ということ。 米国では認知症との関連性も研究発表されたようです。     茶々丸の対策 1 水やご飯を、ヒト用食器で与える。   水筒もヒト用ステンレスです。 2 なるべく天然素材のものをまわりに置く。 3 洗剤を安全なものに。 4 食器洗いの ...

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常備食 犬との暮らし

2025/12/16

犬ごはん野菜ペースト|寝たふり

数日前に植えたビオラ。 この子たちと春が来るのを待ちます。     野菜ペースト 犬は肉食動物だから、野菜の消化は苦手。 犬が雑食系、といっても、胃腸が丈夫ではない茶々丸は ペーストにするのがベストです。 茶々丸は大根の葉が大好き。 無農薬有機栽培の葉を乾燥させたものを常備しています。             仕事場に入れたら、「動くもんか!」という強い決意を持って寝てらっしゃる。 これ、寝たふりですからね。     お読みくださり、ありがとうございます。 にほんブログ村

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犬手作り食 犬との暮らし

2025/12/15

うちの犬はバカなのか利口なのか|狆の躾は大変ですわ

ついにお待ちかね 犬が飼い主の布団にやってくる季節、到来! ←犬バカ      昨日はマジ切れしました。 仕事場に入りたい、とドアを叩き続けるのです。 ドアは傷。 いろんなものを置いても、移動させて叩くようになってしまいました。   昨年は、移動できずに諦めていたのですが 今年はへっちゃらになったらしいです。   怒るときは、伏せさせます。 ・・んがっ! すんごい目をして、絶対やらないんですわ!   日本犬狆の飼い方、なるものに時々 「大変プライドの高い犬なので、傷つけないよう叱らず、躾ましょう。」 なん ...

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犬手作り食 常備食

2025/12/13

犬の鶏ガラスープ

月イチの業 鶏ガラスープを作りました。        無薬の鶏ガラが、2倍の値上げになり 驚いたのですが 怖さが減っていました。感激! 前は、ここが首、胸、うぅ・・・ 色々思いながら 指を突っ込んで解体していました。   2倍値上がりとなったガラは、1羽を3つに分解していました。 これだけでも違います。     おやつは減農薬のパイナップル。パイナップルの繊維は消化できないみたいです。 やはり、短く数ミリにカットしてあげなければダメでした。     お読みくださり、ありがとうございます。 にほんブログ村

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犬手作り食 常備食

2025/12/12

犬のかけ布団|塩カボチャ|おやつは手羽先

夜中の写真です。 羽毛のひざ掛けを、犬のかけ布団にしました。 成功! ぐっすり眠ってくれました。      人の手がかかった歴史のある犬種だからでしょうか。 自分で工夫する、が出来ません。   飼い主が手をかけてあげないと すぐ体調を崩します。   バリケンは嫌、 枕は天然素材じゃないと嫌、 それをかけるのは重くて嫌。。。   ヒト用の軽いひざ掛け これは朝まで取らずにぐっすりでした。   カボチャに塩を振って 水分が出るまで数時間放置。 その水分で蒸します。 この時は水大匙1プラスしました。 ほくほくし ...

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狆と歴史

狆と生類憐れみの令

現代 庶民に飼われている狆

「おしん」

増上寺節分と狆

もうすぐ節分ですね。

東京 芝の増上寺、節分には狆のお練り(パレード)と豆まきがあります。

増上寺には徳川家の墓所があります。狆は徳川家で可愛がられていた犬でした。

狆飼いとして、増上寺節分に参加することは憧れです。今年も随分悩みました。・・が、豪雪地帯の茶々丸地方。毎日雪かきに追われ、丈夫ではない茶々丸を連れ出すのは現実的ではない気がして、今年も見送りです。

狆飼い主さんたちのSNSを楽しみにしています。

 

 

徳川綱吉と生類憐れみの令

狆は、大名家や幕府など、一部の特権階級だけが飼うことができた憧れの犬種でした。

 

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江戸城でも狆は可愛がられていました。

犬公方(いぬくぼう)と言われた徳川綱吉は、一時期200匹の狆を飼育。

狆は、日本犬の中で唯一、室内飼育でブリードされた犬種です。

当時、城の女性たちは、狆を飼うことを遊びとしていました。

江戸城の女性は1000人。

徳川綱吉の研究熱心な性格から、優秀な狆ブリーダーが江戸城にいたと察します。

 

中野の犬小屋

現在の中野に、中野区がすっぽり入るような巨大な犬小屋を作ります。

雄犬と雌犬を分けます。当時でも高価だったヒノキ使用。犬の世話をするスタッフ在中。総費用は現代のお金で120億、税金使用。

当時でもフィラリアはありました。茶々丸はフィラリア予防にヒバ油を使っています。私個人の勝手な妄想ですが、ヒノキ材を使ったのは、犬の疾病予防ではないでしょうか。

 

生類憐れみの令とは何だったのか

半世紀前、私が小学校で習った「生類憐れみの令」は、人より犬が大事、蚊も殺してはならぬという悪政でした。

近年、この「生類憐れみの令」について、全く違う見方が出て来ました。

 

生類 生きとし生けるものすべて

憐れみ 大切にしなさい

 

当時の江戸の状況です。辻斬りは禁止されていたものの、まだ名残はあったようです。子どもを捨てる、病人けが人老人を追い出す、街には犬があふれかえり、人とトラブルが絶えない・・そういう状況を、綱吉はなんとかしなければ、と思ったようです。

 

綱吉は儒教思想です。

綱吉と接見したドイツ人ケンペルは「日本誌」で次のように言っています。

「綱吉は卓越した主君である。生活習慣や芸能、道徳の面であらゆる国の人々をしている。」

 

現代の人や動物を愛護する先駆けの法ではなかったのか と言われ始めたのは、この「日本誌」に書かれていることがきっかけで見直されました。

 

綱吉は犬がそんなに好きでもなかった?

綱吉を考える上で、もうひとつ問題点があります。

犬好きならば、何か犬との微笑ましいエピソードが記録されているはずなのですが・・1個もない!

綱吉は犬が好きではなかった、というのです。omg

それでは、なぜ犬を大切にしたかというと・・綱吉の母親 桂昌院が、僧侶に「どうして綱吉には子どもが生まれないのはどうして?」と相談しました。

僧侶は「前世に犬を殺生したから。犬を大切にしなさい。」と言ったそうです。

この母親ってのがかなりの教育ママ(笑)

 

生類憐れみの令 処罰は

実際どのくらいの処罰があったか、というと、22年で69件。平均すると1年で3件、になります。

地方ではほとんど無視されていた法らしい(笑)

「武士たるもの、庶民の見本であれ。」とされていました。処罰されたのは、ほとんど武家。武士たちにとっては非常に苦々しい法でありました。当時の記録は武士たちによるものです。誇張された記録もあるのでは、という研究者もいます。

 

水戸黄門さまは、綱吉に犬の毛皮を送ったそうです。ぴりっとやりますね、黄門さま。

綱吉の極める性格、やりすぎる性格は、反発を買うものでしたでしょう。

 

しかし、生類憐れみの令のきっかけ、理念は、私が子どものときに教わったものとは全く異なります。

狆を説明するときに「生類憐みの令の・・」と言うと、皆さん「あぁあぁ💖」と思い出してくださいます。それが悪政ではなく、犬オンリーではなく、生あるものすべてを大事にせよ、という壮大な理念があったのだ、と私は思いたいです。

 

動画

お読みくださり、ありがとうございます。

 

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