新着記事

狆と歴史 犬との暮らし

2024/3/14

今年は白黒狆登場!三井家のおひなさま

三井のお雛様🎎に行って来ました。白黒狆がいます💓狆好きの皆さま、機会がありましたらぜひ🎵 丸平文庫とは 京都の丸平大木人形展の資料館です⇒★ 三井記念美術館とは 江戸時代から350年の歴史を持つ三井家が収集した美術品13万点を収蔵しています。 場所は、日本橋三越の隣です。美術館があるビルには、千疋屋さんがあります。お向かいには刃物の木屋さん。 今回は、東京駅八重洲口から出る無料バスを利用しました。     ご覧いただき、ありがとうございます。 にほんブログ村

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犬手作り食 犬との暮らし

2024/3/9

2024年2月|犬の体調振り返り★狆オス9歳10か月

食べることに真剣😆仔犬のころ、食事は遊び回って時間がかかりました。嬉しくて興奮してたのね。先輩手作り食ワンたちと過ごしたら改善。「食事のときは遊ばない」を教わったようです🤣今は あっ!という間。画像は、毎日自家製甘酒1杯。 体調 狆(ちん)男の子、9歳10か月 硬直 神経痛 なし。 咳 1回。マイナス5度になる前。 逆くしゃみ   なし。   胃・お腹の不調 なし。 関節炎 なし。   食べたもの 食材 グルテンフリー継続。 鶏がら、酢、酒、ショウガ、塩、卵、片栗粉、米粉、 ...

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犬との暮らし 犬おやつ

2024/3/5

犬にも甘酒効果?レシピ

シニア犬 最近、白くなってきた目が黒く戻ってきました。 理由は・・ 食事、行動の記録を毎日取っています。 この1か月 甘酒を与えています。 そのおかげでしょうか・・ 1か月続けた結果 「飲む点滴」と言われる甘酒。色々な効用があるそうです。 飼い主、以前にも市販の甘酒を飲んでいた時期もあるのですが なぜか自家製甘酒の方が効果が出ている実感があります。気のせいかも知れないけど・・   茶々丸は目、です。 飼い主は髪の毛、が違って来た感じがします。 自家製米麹甘酒レシピ ヨーグルトメーカーを使っています。 ご飯 ...

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関節炎 犬のアレルギー 犬手作り食

2024/3/5

犬が白米アレルギーだと思っていたら・・・【木村式完全自然農法米】

3歳間近に関節炎になり、200日かけて自然治癒(薬品にアレルギーがあり、注射すると動かなくなりました)したと思ったら、お腹の不調がかれこれ1年以上続きました。 さすがに病院の先生も「手作り食をやめましょう」と。 いや、関節炎を治すために手羽先だけにしていたときは、なんともなかったのです。 なにかに反応している・・・お散歩コースは、除草剤や消毒をしていない公園、家では入浴剤など排除、野菜は無農薬、にしていたつもりでした。 自宅でアレルギー源を特定する お腹は、治ってはまた下痢、を繰り返します。 病院で感染症 ...

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病気・怪我 防災 犬手作り食 犬との暮らし

2024/2/12

2024年1月|犬の体調振り返り★狆オス9歳9か月|手作り食犬の備蓄を考える

手作り食犬の防災備蓄を考えています。東日本震災のとき、震度6弱、3〜4日停電断水でした。その後、ここのように被害のない地域は、物流が途絶え、肉や魚、野菜が手に入りませんでした。2ヶ月くらい。ありがたかったのは、料理好きの方から、良質の卵と夏みかん。宅急便のセンターが近いので、宅急便屋さんが我が家まで届けてくれました。※当時ガソリンもない状況なので、宅急便はセンター受け取りでした。それをみんなで分けました。久々のタンパク質とビタミン。泣きたいほどありがたかったです。体調を崩す人が多く、けれど皆が病院に行こう ...

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狆と歴史

狆と生類憐れみの令

現代 庶民に飼われている狆

「おしん」

増上寺節分と狆

もうすぐ節分ですね。

東京 芝の増上寺、節分には狆のお練り(パレード)と豆まきがあります。

増上寺には徳川家の墓所があります。狆は徳川家で可愛がられていた犬でした。

狆飼いとして、増上寺節分に参加することは憧れです。今年も随分悩みました。・・が、豪雪地帯の茶々丸地方。毎日雪かきに追われ、丈夫ではない茶々丸を連れ出すのは現実的ではない気がして、今年も見送りです。

狆飼い主さんたちのSNSを楽しみにしています。

 

 

徳川綱吉と生類憐れみの令

狆は、大名家や幕府など、一部の特権階級だけが飼うことができた憧れの犬種でした。

 

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江戸城でも狆は可愛がられていました。

犬公方(いぬくぼう)と言われた徳川綱吉は、一時期200匹の狆を飼育。

狆は、日本犬の中で唯一、室内飼育でブリードされた犬種です。

当時、城の女性たちは、狆を飼うことを遊びとしていました。

江戸城の女性は1000人。

徳川綱吉の研究熱心な性格から、優秀な狆ブリーダーが江戸城にいたと察します。

 

中野の犬小屋

現在の中野に、中野区がすっぽり入るような巨大な犬小屋を作ります。

雄犬と雌犬を分けます。当時でも高価だったヒノキ使用。犬の世話をするスタッフ在中。総費用は現代のお金で120億、税金使用。

当時でもフィラリアはありました。茶々丸はフィラリア予防にヒバ油を使っています。私個人の勝手な妄想ですが、ヒノキ材を使ったのは、犬の疾病予防ではないでしょうか。

 

生類憐れみの令とは何だったのか

半世紀前、私が小学校で習った「生類憐れみの令」は、人より犬が大事、蚊も殺してはならぬという悪政でした。

近年、この「生類憐れみの令」について、全く違う見方が出て来ました。

 

生類 生きとし生けるものすべて

憐れみ 大切にしなさい

 

当時の江戸の状況です。辻斬りは禁止されていたものの、まだ名残はあったようです。子どもを捨てる、病人けが人老人を追い出す、街には犬があふれかえり、人とトラブルが絶えない・・そういう状況を、綱吉はなんとかしなければ、と思ったようです。

 

綱吉は儒教思想です。

綱吉と接見したドイツ人ケンペルは「日本誌」で次のように言っています。

「綱吉は卓越した主君である。生活習慣や芸能、道徳の面であらゆる国の人々をしている。」

 

現代の人や動物を愛護する先駆けの法ではなかったのか と言われ始めたのは、この「日本誌」に書かれていることがきっかけで見直されました。

 

綱吉は犬がそんなに好きでもなかった?

綱吉を考える上で、もうひとつ問題点があります。

犬好きならば、何か犬との微笑ましいエピソードが記録されているはずなのですが・・1個もない!

綱吉は犬が好きではなかった、というのです。omg

それでは、なぜ犬を大切にしたかというと・・綱吉の母親 桂昌院が、僧侶に「どうして綱吉には子どもが生まれないのはどうして?」と相談しました。

僧侶は「前世に犬を殺生したから。犬を大切にしなさい。」と言ったそうです。

この母親ってのがかなりの教育ママ(笑)

 

生類憐れみの令 処罰は

実際どのくらいの処罰があったか、というと、22年で69件。平均すると1年で3件、になります。

地方ではほとんど無視されていた法らしい(笑)

「武士たるもの、庶民の見本であれ。」とされていました。処罰されたのは、ほとんど武家。武士たちにとっては非常に苦々しい法でありました。当時の記録は武士たちによるものです。誇張された記録もあるのでは、という研究者もいます。

 

水戸黄門さまは、綱吉に犬の毛皮を送ったそうです。ぴりっとやりますね、黄門さま。

綱吉の極める性格、やりすぎる性格は、反発を買うものでしたでしょう。

 

しかし、生類憐れみの令のきっかけ、理念は、私が子どものときに教わったものとは全く異なります。

狆を説明するときに「生類憐みの令の・・」と言うと、皆さん「あぁあぁ💖」と思い出してくださいます。それが悪政ではなく、犬オンリーではなく、生あるものすべてを大事にせよ、という壮大な理念があったのだ、と私は思いたいです。

 

動画

お読みくださり、ありがとうございます。

 

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