SNSをやるようになってまもなく、狆族の中に、全身硬直をする子が時々いることを知り、愕然としました。
目を開け、仁王立ち、一晩そのまま。飼い主さんがそれに付き合う・・
なんてことなんだ!どうして?
茶々丸にもそれが起きるだなんて、怖ろしいことでした。
先代のヨークシャテリアもでした。全身麻痺。目を閉じれない、開けている目は何も見えていない、耳は聞こえていない。
獣医、ブリーダー、皆が「奇病」だとか、獣医に至っては「耳に針を突き刺しませんでしたか?」と。
ブリーダーはこうなることがあると知っていたから「室温14度以下にしないで」「外に出さないで」と何度も忠告したのですよ。
あれは「奇病」ではなく、交配の問題であること。
血が濃くなっていくと種は滅びて行くこと。
犬だけではなく、動物、植物、この世はそのようにできていること。
全身麻痺の犬の後、もう1匹いた犬は、獣医のカルテ間違いによる注射で亡くなりました。
問題なのは、私に人を見る目がなかったこと。
「有名な獣医さん」「獣医師会会長」とか「日本チャンピオン交配しているブリーダーさん」とか、そういう肩書を頼っていました。
プロに頼る、それが一番と信じていました。違うのです!
自分の直感を大事にし、自分が勉強すること。
犬の悲しみを通して、私は変わりました。
「もう犬は飼わない」と犬の本、介護記録ノートをすべて処分したとき
茶々丸が我が家にやって来ました。(笑)
我が家に来て1カ月。
東京で24時間体制の動物病院で働いていた獣医さんに宣告されます。
「きれいな子です。
これからいろんなことが起こります。
どんなに室温を調整しても、何をやってもどうにもならない、いろんなことが起きます。
まず、この子、岩手の冬越せるかな・・・」
8年 生きています。
今日もモリモリご飯食べています。(^▽^)/
インスタ投稿文
1週間前、外気温が35度越しました。
室内25度です。
その時からパンティングが見られたものの、元気でした。
昨夜急に首が下ろせなくなり、漢方薬処方。午前2時まで付き合いましたが、私が眠ってしまいました。
朝5時近く、また漢方薬処方。
7時にこのように治りました。
狆の改良歴史を考えると、本来の犬の形からかなり無理のある鼻と首です。短頭種犬が短命なのは、本来劣性遺伝となる犬の特性を、「可愛い」と重ねて来たからです。
犬種は違いますが、先代犬は手術に手術を重ね、最後は目を縫い合わせ1時間ごと投薬、3歳で亡くなりました。その子も、最初「首のヘルニア」と言われました。
茶々丸に「それヘルニアじゃないよ」と教えてくれたのは、鶴松くんママです。
もし、首や腰、脚に不調が出る子がいたら、ひとつの病院ではなく、いくつか受診なさること切に願います。
茶々丸に病院からもらってある薬💊は使わず、私の自己判断で漢方薬使いました。
私自身が西洋薬の限界を感じ、西洋&東洋医学共用の柔軟なドクターに出会い、一緒に乗り越えて参りました。そこに茶々丸も加わっている感じです。
昨夜、茶々丸を抱っこしましたら体温が下がって行き、慌てて漢方薬使いました。体温調節が上手く出来ないのです。
乗り越えてくれてホッとしています。
長文、お読み下さりありがとうございます。
皆さまも、どうぞご自愛ください。
今回の状態
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犬が首下せなくなった、声が出なくなった夜
この時は、夜にとんでもないことになる、なんて予想していませんでした。 一晩、まったく眠っていない犬。 首を下すことができなくなり、声も出ません。目も閉じられないかな・・前脚突っ張ったまま、目を開いたま ...
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本当に気を付けなければいけませんでした。
涼しくなって、庭で夕涼みをしました。それが悪かったのか、車のエアコンがきつすぎたのか・・
6月を無事越したので、気が緩んでいました。この子は、インコさんやウサギさんのように飼わなければいけないのです。
硬直しているときの写真です。この状態から下を向くことも、左右を見ることもできなくなります。目を開けたまま、イビキをかきます。今回は、晩御飯後から翌朝6時くらいまで。5時に飲んだ漢方薬が効き始め、7時にいつも通りに戻りました。(上1、2枚目の写真)
使った漢方薬
茶々丸の病院の先生は、わからないことは「わからない」と仰います。ですから、信頼できます。
ステロイドをもらってあります。
すぐ病院へ来て、痛み止めを打つように言われてあります。
一晩で治りましたので、病院へ行きませんでした。
痛みが治まったら、動かさず眠らせます。びくともしないくらい熟睡していました。
漢方薬は自己判断です。私が医師から処方されているものです。ヨーグルトに混ぜます。
最初、耳かきひとつ分で試し、30分様子を見ます。変化があったら小さじ6分の1くらいに増量します。
ポイント
本能で、合わない漢方薬は飲みません。
合うものだと「オイシー」といいます。
これ、私もです。必要な漢方薬は飲みたくなって、美味しく感じます。
今まで、薬名を書くことを憚っておりましたが、書きます。
私自身が長年、漢方治療を受けていること、犬に与える場合は万が一の危険性も覚悟で与えていること、の上でお読みください。
今まで茶々丸に使った漢方薬です。
- ホッチュウエッキトウ(体力をつける。リーキーガット、食物アレルギーによる炎症。)
- ケイシカジュツブトウ(神経痛、関節痛)
- ボウイオウギトウ(体内の水分バランスを整える、関節痛)
- ゴレイサン(気圧変化による頭痛)
- サイレイトウ(夏バテ、免疫異常)
- マオウブシサイシントウ(風邪なのに熱を出せない、免疫異常)
茶々丸に合う、と感じたのは上記。他
- カッコントウ
- マオウトウ
などを処方したことがあります。
漢方薬を出す動物病院もあるようです。ひと用のものは、色々な成分が入っているので、犬に与えるのは危険、とサイトでよく見かけます。私もそう思います。
なのに飲ませるのは、ごく少量であること、茶々丸自身が「合わない」と感じると飲まないからです。
茶々丸は西洋薬にアレルギーを起こします。西洋薬は、石油原料から化学合成されたものです。それが合わないのだと思います。添加物の入ったものを食べないのも、それだと思っています。
薬を使えない茶々丸は、漢方薬だけが頼りです。もし普通の薬が大丈夫な子だったら、絶対そちらを使います。
どなたかのご参考になれば、と思って記しました。
お付き合いくださり、ありがとうございます。