藩境に咲き始めた 桜
茶々子 籠に乗って登場
温度差に弱い狆
仔犬のとき度重なる不調で、病院で宣告された狆の特性。
「どんなに部屋の温度を調節しても、外気温の変化で体調を崩す弱い犬なんです。
そもそも狆というのは・・」
長い説明も上の空。
お母さんが絶対守ってやるから! 大丈夫だから!
何度も何度も乗り越えて来ました。
寒いとき 暑いとき。
2024年の春は・・
お正月は雪がなく暖冬。
と思ったら、3月に大雪と低温。
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低気圧で不調になる狆犬の対処法
狆族に多い「頸椎形成不全症候群」 3月に2回、首が硬直しかけました。いずれも大雪が降った低気圧直前です。私がどっしり構えていると、治りが早いような気がします。仔犬時代に獣医師から狆族特有の気候変化の弱 ...
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4月は突然の高温。
25度を超える日も。一日の温度差が20度なんて日もありました。
今度は暑さで体調崩す
ヒトも動物も、この天候についていけない場合が多くみられました。
熱中症になった同郷の狆ちゃんもいました。
今回はやっぱり夜からおかしくなりました。
ふぎゃふぎゃ文句を言うのですが、どこがどう痛いのかわかりません。
保冷剤を首に当てても「違うっ!」と怒ります。
どうやら今までも抱きキャンして痛めた、右肩のようです。
痛くて伏せができず、眠いのに身体を横たえることができない、と訴えました。
今回も、病院からもらってあるステロイドに手が伸びましたが、思いとどまり、独自判断の漢方薬投与を続け、朝方よくなりました。
どのような症状が出るか
今思えば、仔犬のときのあの症状もだったのだ、ということを挙げます。
それらを病院で伝えて、「狆特有の・・」と説明がありました。
当時はまだ理解できず、何度も不調を繰り返し、ネットで同じ症状が出る狆族を知り、納得できるようになりました。
注意ポイント
- グルグル グルグル 歩き回る。
- 暑くもないのに ハッハッ と舌を出す。(パンティング)
- 抱っこすると 急に 悲鳴をあげる。(抱きキャン)
- いつもと違う時間にうんちする。うんちが緩い。
- おしっこが少ない。
- 逆くしゃみ
- 咳が止まらない。
- 寝ない。
- ご飯を食べない。
- 目を開けてイビキをかく。
- 目が閉じられない。
- 首をおろせない。
- 伏せができない。
- 重症は全身硬直。目を開け、四肢でしっかり立ち、そのまま。
何度も検査した
上記症状が出ているのに「病気ではない」とはなんぞや!
脳がおかしいと思い、いくつかの病院で検査をしました。
結果は異状なし。
一晩 咳が止まらず寝なかったときに、高速道路を飛ばして駆け込んだ先生に、「狆の特性」の説明を受けました。
なぜ狆族特有の症状なのか、については今、勉強中です。
近年、狆だけではなく、小型犬に同様の症状が聞かれます。
20年も前の昔ですが、うちのヨーキーもでした。
ヨーキーの経験を経て
美しい子でした。親族は英国チャンピオン、ジャパンチャンピオン、全犬種チャンピオンのタイトルも!犬種図鑑に載っている子もいました。
2歳、秋の急な寒さのとき、突然、目も見えず耳も聞こえなくなりました。急に真っ暗な世界になり、ガタガタと震えました。私とお兄ちゃん犬がくっつくことで、安心しました。
次から次、と手術をしました。目を閉じることができず縫い合わせ、2時間ごと24時間の投薬。毎日の通院。東大へ連れて行き、脳を開け、と言われました。
ここでやっと目が覚め、いらぬ手術を断りました。
永眠、3歳。
20年前のことですが、獣医師たちやブリーダーは気づいていた。なのに飼い主には教えなかった。
私が愚かだったので、信頼しきっていたのです。いえ、自分で考えないで「先生にお任せ」した方がラクだったから。
茶々丸のごはん、お手入れ、躾、健康管理
二度と犬を飼うことはない、と誓った私。愛犬たちの思い出の品を全部処分したすぐあと・・茶々丸に出会ってしまいました。(笑)
彼のごはん、手入れ、躾、健康管理・・犬にそこまで、と笑われるのは、こうした理由です。
もう、悲しい犬と飼い主を見るのは嫌!
ヨーキーが亡くなって、20年以上経ちました。
茶々丸は10歳、私はシニア。
私たちの経験が、どこかで誰かのお役に立てるのなら、と思っています。
飼い主が勉強すれば、犬は幸せです。
何より、飼い主の世界が広がります。苦楽を共にして、犬を飼うのは、楽しい!
お読みくださり、ありがとうございます。