新着記事

逆くしゃみ 犬との暮らし

2024/12/16

犬の寝言【動画】イビキのこと

    心配がつきなかった仔犬時代 仔犬時代は、起きていても眠っていても、心配が尽きませんでした。 眠っているときのイビキが凄くて・・起きているときは、ほとんど毎日逆くしゃみ。 様子を見て、軟口蓋過長の手術も考えましょう、と言われていたのです。 フレンチブルの子とか、この手術をする子が多いですよね。短頭種犬の宿命です。 成長とともに、イビキも逆くしゃみも減りました。 特に、逆くしゃみはアレルギー反応のよう、と気づき出してから、激減して行きます。 ブログを初めて、「うちも薦められたけど、やっていません」との ...

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病気・怪我 犬手作り食

2024/12/11

2024年11月犬の体調振り返り★里芋【動画あり】★室温設定

お料理の先生。 茶々丸が大好きな里芋をいただきました。   体調 狆のオス 10歳7か月 硬直 神経痛 なし。 咳 1回。初雪の前! 逆くしゃみ 1回。理由わからず。以前も、長時間留守番をした翌日になったので、ストレスがあって安心したときに起きるのかも、と思っています。   胃、お腹の不調 なし。   脱臼、関節炎 なし。先月、2回痛がったので、今月は24時間、ガンガン、ストーブを焚きました。冷えがよくないです。   食べたもの、食材 グルテンフリー、乳製品フリー継続。 鶏がら、酢、酒、ショウガ、塩、卵、 ...

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編み物

2024/12/6

犬セーター編み始めました★お菓子のような糸

昨年はセーターを作ってあげることが出来なかったなぁ、ゆとりなく接してすまなかったなぁ、と思いながら整理していたら、『そんなことないよ、いっぱいあるよ』とニッコリ。   オパール毛糸 お菓子🍭のような色合い🧶で編み始めました。一年一枚、取り戻そう✨✨ オパール毛糸の「気仙沼祭」と「こしあん」 オパール毛糸を編むときの楽しさは、このネーミングにもあります。     自己流は恥ずかしい(-_-;) 今までのセーター プロの方は、いちいち自分の作品をブロ ...

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狆と歴史

2024/11/27

高橋弘明の木版画「狆」

  この狆の木版画について お話します。高橋弘明の木版画「狆」高橋弘明 たかはし ひろあき1871年明治4年〜1945年昭和20年。高橋弘明は、東京都台東区浅草橋生まれ。本名「松本勝太郎」高橋松亭、弘明、佳恵の号を持ちます。日本画家、イラストレーター、版画家。若くして才能を認められ、10代半ばで、宮内庁の美術工芸を扱う「意匠部」で働きました。明治生まれながら、江戸時代の雰囲気を残す版画を描きました作品の多くが、1923年の関東大震災で消失。この狆の木版画は、1926年大正15年の作品。弘明の代表作です。国 ...

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病気・怪我 犬手作り食

2024/11/19

犬の手作り食10年

茶々子どすぇ。🐶完全に手作りご飯🍚になって10年経ちましてん。菊の髪飾り買うてもらいましたわ🎀🙌     完全手作り食にして10年 ママです。仔犬ワクチン💉を打った日は動かなくなり、フードは少ししか食べず、どんどん弱って行きました。狆に詳しい先生と出会い、フードを一日10回〜12回分けてあげて、10月中旬に元気に。 ヒトのお料理の先生に教わった精進出汁を涙目でコクコクと飲む姿を見て、少しずつ手作りご飯に。 「完全に手作りご飯& ...

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狆と歴史 犬おやつ

犬張子・犬筥・疫病退散させた狆ズ「耳嚢」★イースターの手作り犬おやつ:プリン【動画】

茶々丸です。
待ちくたびれました。
イヌ🐶のプリン🍮は冷やさなくても良いと思います。写真📷もどーでもいい・・

犬筥(いぬばこ)

三井記念美術館のお雛様展が3年ぶりに開催され、行って参りました。

今年は狆の人形はいらっしゃらず、小さな犬筥(いぬばこ)にお会いしました。

 

三井記念美術館図録より、大木平蔵氏作品

犬筥は雄雌を一対とし、子どもの枕元に飾られました。

幼児の無病息災を祈る、という意味を持ち、内部に守り札などを納めます。

また、犬が多子、安産であることから、婚礼の際に持参され、ひな壇にも飾られました。

犬張子の源流とされています。

犬張子(いぬはりこ)

犬張子は、犬の形をした紙製の置物です。

邪霊や魔を払うとして、寝所に置きました。

犬と赤い色は、魔を払うと信じられていました。

犬筥は最初、人のお顔でした。

張子になってくると、犬、というより猫のお顔になって来ます。

狆飼い主さんたちに、張子コレクターが多いのは、狆にお顔が似ているからでしょうか (^▽^)

疫病退散させた狆ズのお話

江戸時代「耳嚢」みみぶくろ

 

旗本・南町奉行の根岸鎮衛(ねぎしやすもり)さんは、江戸時代中期から後期の30年にわたって、街で聞いた色々な話を書き溜めました。

「耳嚢」みみぶくろという雑話集です。

全10巻中、第4巻に狆のお話が載っています。

 

疱瘡神(ほうそうしん)

天然痘、疱瘡とも言います。

江戸時代、死因の上位を占め、怖れられていた疫病です。

疱瘡は、疱瘡神、という疫病神がもたらす、と信じられていました。藁や葉っぱの上に乗っていて、小さな老人の姿をしています。

 

栗原さんちの狆ズ

江戸に住む栗原幸十郎さんという浪人は、狆が好きで6匹飼っていました。

奥さんが50歳になって初めて、疱瘡にかかります。

栗原さん宅では、外出もせず、感染症対策にかなり気を付けていたらしいのですが、ご主人が留守のとき、近所の子どもが遊びに来ます。

実はその子は、疱瘡が治ったばかり。知らずに抱き上げたたりして遊んであげたそうです。

その夜、なんだか寒気がしてきて、早めに床につきました。

すると・・・小さなお婆さんが枕元に座り 

「我は疱瘡神なり。灯明をつけ、すぐにお神酒とご馳走を備えよ。」と。なんて自己中なババァ(怒)

召使さんたちが急いで準備を始めると、6狆ズがギャンギャン吠えたてます。

 

疱瘡神は、犬と赤いものが大嫌い!

 

すると疱瘡神は煙のように消え、いなくなってしまいました。

 

栗原さんちの奥様は、軽症で済みましたとさ。

 

飼い主が犬を守る。

犬が飼い主を守る。

大事に育てる、とはそういうことなのでしょうね。

 

 

 

日本史【参考、引用】

谷口研吾先生「犬の日本史」

日本橋 三井記念美術館

【動画】イースターの犬おやつプリン、桜吹雪

お読みくださり、ありがとうございます。

 

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