この狆の絵について お話します。
蠣崎波響
作者は 蠣崎波響(かきざき はきょう)
1764年ー1826年
江戸時代、北海道松前藩の家老、画家、漢詩人。
「家老」とは、武家の家臣の中で、最高の地位にあった役職です。
波響が8歳のときに描いた、駆け巡る馬の絵は、
9歳で江戸に行き、絵の勉強を始めます。
20歳になり、北海道へ戻ります。
27歳になって、後に波響の代表作となる「夷酋列蔵(
この作品は、
京都では、
57歳で松前に戻ります。
それからも、
江戸で病になり、
狆鉄線花図
くるりと大きな目をした狆がみつめているのは、蝶々です。
この絵は、1813年、波響49歳のときの作品。
円山応挙に師事してから波響の作品は、
写生を重視し、
首に華やかなお飾りを付けた狆が、
この絵は、北海道立近代美術館所蔵です。
波響の「狆鉄線花図」をご紹介しました。
【動画】蠣崎波響「狆鉄線花図」|クリスマスにグルテンフリーきな粉のケーキを食べる犬
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